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2021/01/02 年明けの伝統重賞、帯広記念!!

あけましておめでとうございます!

ばんえいねこです。
本年もばんえい競馬の魅力を伝えていき、色んな方に興味を持ってもらえるように頑張ろうと思います!

さて年明け早々帯広では重賞帯広記念があります!
豪華なメンバーがそろっているのでこれを機にばんえい競馬のトップクラスの馬を覚えていきましょう!

では!

帯広記念とは

https://www.banei-keiba.or.jp/data/img/000000/69/0000006985/EZjh7kiv1585966143_l.jpg

伝統の4市記念競走、最後の大一番! 1978年に創設され、創設当時から帯広競馬場の看板レースとして定着しています。 ばんえい競馬の最高峰「BG1」に格付けされており、古馬BG1競走として 「ばんえい記念」に次いで格式の高いレースに位置付けられています。 1998年より正月開催の目玉レースとして設定、以降開催日は1月2日に固定され、 川崎競馬場他全国の地方競馬場・場外発売所で発売されます。

年が明けていきなりの重賞!帯広記念!
当然オープンの一線級の戦いなのでメンバーも豪華になります!

ちなみに2016年からの勝ち馬は

  • 2016 オレノココロ
  • 2017 オレノココロ
  • 2018 コウシュハウンカイ
  • 2019 オレノココロ
  • 2020 コウシュハウンカイ

オレノココロとコウシュハウンカイが強すぎるw

この二頭は同じ牧場で生まれたいわば幼馴染 、でも二頭ともタイプは違って

  • 先行して障害が抜群にうまい逃げるタイプのコウシュハウンカイ
  • 降りてからの末脚がとてつもないオレノココロ

という個性が真逆の2頭。
長らくばんえいを牽引してきた二頭ですがおそらく今年で引退という話なのでちょっと寂しいですね...
(明けて11歳でバリバリやってる2頭はすごいですが)

今年は

など新しい世代による世代交代が行われるかも気になるところですね!

予想する上で便利なサイト

出走馬紹介

①コウシュハウンカイ


https://www.banei-keiba.or.jp/tp_detail.php?id=1271より

項目 詳細
性別
年齢 11歳
主な勝ち鞍 3歳
 ・2013年ばんえい菊花賞(BG2)
4歳
 ・2014年はまなす賞(BG3)
古馬
 ・2015年旭川記念(BG2)
 ・2016年旭川記念(BG2)
 ・2017年ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
 ・2017年北見記念(BG2)
 ・2018年帯広記念(BG1)
 ・2018年ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
 ・2018年北斗賞(BG3)
 ・2018年岩見沢記念(BG2)
 ・2019年ばんえいグランプリ(BG2)
 ・2019年岩見沢記念(BG2)
 ・2020年帯広記念(BG1)
 ・2020年ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
 ・2020年岩見沢記念(BG2)

特徴は何といっても障害の上手さ。
1トンを背負うばんえい記念で二腰で障害を越えたのは衝撃でした。
障害の上手さを活かして先行逃げ切りが得意。

去年と同じく春先に勝ちまくって斤量が厳しくなって夏から冬にかけて勝てなくなるという流れ。
そして斤量差がなくなるこのレース当たりからまた勝ち始めるのがコウシュハウンカイ。
今回もこのレースから逆転なるか

②ミノルシャープ


https://www.banei-keiba.or.jp/tp_detail.php?id=3088より

項目 詳細
性別
年齢 7歳
主な勝ち鞍 3歳
 ・2017年はまなす賞(BG3)
4歳
 ・2018年銀河賞(BG2)
6歳
 ・2020年北斗賞(BG3)
 ・2020年旭川記念(BG2)
 ・2020年ばんえいグランプリ(BG2)

最強の世代の一角から最強の馬へ。

今年ついに本格化したミノルシャープ。
強い馬揃う古馬重傷を3連勝。昨年のコウシュハウンカイを見ているような強さがあります。
ただトップハンデになっての夏くらいから調子を崩しています。
去年のコウシュハウンカイ同じくこのレースで復活なるか

③ソウクンボーイ


https://www.banei-keiba.or.jp/tp_detail.php?id=59より

項目 詳細
性別
年齢 11歳
主な勝ち鞍 2歳
 ・2012年ヤングチャンピオンシップ(BG2)

オレノココロ、コウシュハウンカイと同期の馬。
イレネー記念2着。ばんえいダービー2着、ポプラ賞3着、近走だと帯広記念3着など重賞での好走もある一頭。
去年はこのレースで3着に食い込みました!

④キタノユウジロウ


https://banei-keiba.or.jp/tp_detail.php?id=4179より

項目 詳細
性別
年齢 6歳
主な勝ち鞍 4歳
 ・2019年はまなす賞(BG3)
 ・2019年銀河賞(BG2)

重賞ではイレネー記念2着、ばんえいダービー2着をはじめ馬券内にはきっちり入ってくるが1着には手が届いていなかった馬。
2019年に世代重賞である銀河賞でトップハンデを背負いながらもアアモンドグンシンを下しました。
重賞の勝ち鞍こそ少ないですが力はある馬。

シンザンボーイ


https://banei-keiba.or.jp/tp_detail.php?id=5321より

項目 詳細
年齢 10歳
主な勝ち鞍 古馬
 ・2019年北見記念(BG2)

今年の夏くらいから少しずつ調子を戻してきた馬
このメンツに食らいついていけるか

➅オレノココロ


https://banei-keiba.or.jp/tp_detail.php?id=3840より

項目 詳細
性別
年齢 11歳
主な勝ち鞍 3歳
 ・2013年ばんえいダービー(BG1)
 ・2014年ポプラ賞(BG3)
4歳
 ・2014年銀河賞(BG2)
 ・2015年天馬賞(BG1)
 ・2015年チャンピオンカップ(BG2)
古馬(☆ばんえい記念3勝)
 ・2015ねばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
 ・2015年ドリームエイジカップ(BG3)
 ・2016年帯広記念(BG1)
 ・2016年チャンピオンカップ(BG2)
 ・2016年ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
 ・2016年ばんえいグランプリ(BG2)
 ・2017年帯広記念(BG1)
 ・2017年ばんえい記念(BG1)
 ・2017年旭川記念(BG2)
 ・2017年岩見沢記念(BG2)
 ・2018年チャンピオンカップ(BG2)
 ・2018年ばんえい記念(BG1)
 ・2018年旭川記念(BG2)
 ・2018年ばんえいグランプリ(BG2)
 ・2018年ドリームエイジカップ(BG3)
 ・2019年帯広記念(BG1)
 ・2019年ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
 ・2019年旭川記念(BG2)
 ・2020年ばんえい記念(BG1)

現在のばんえい競馬で一番強い馬はと聞かれたらこの馬を答える人が多そう。
ばんえい記念3勝をはじめ数々の重賞を制覇しています、すごいとしか言えない。

去年はこのレースで障害をミスしてコウシュハウンカイの2着に敗れた。 果たしてリベンジなるか。

センゴクエース


https://banei-keiba.or.jp/tp_detail.php?id=4029より

項目 詳細
性別
年齢 9歳
主な勝ち鞍 ☆2歳三冠(しかも無敗)
 ・2014年ナナカマド賞(BG3)
 ・2014年ヤングチャンピオンシップ(BG2)
 ・2015年イレネー記念(BG1)
☆3歳二冠
 ・2015年ばんえい菊花賞(BG2)
 ・2015年ばんえいダービー(BG1)
 ・2016年ポプラ賞(BG3)
☆4歳牡馬重賞完全制覇
 ・2016年柏林賞(BG3)
 ・2016年銀河賞(BG2)
 ・2017年天馬賞(BG1)
 ・2017年ポプラ賞(BG3)
古馬
 ・2017年ドリームエイジカップ(BG3)
 ・2019年ばんえい記念(BG1)
 ・2019年北斗賞(BG3)

去年、キョウエイリュウが無敗でイレネー記念に挑んで敗れてしまったのは記憶に新しいところですが、センゴクエースはキョウエイリュウが出来なかったイレネー記念を無敗で制して2歳三冠を達成した馬です!!
(無敗ですよ!無敗!)

3歳時も二冠を達成しており、4歳路線の重賞に関しては全て制したとんでもない馬です。

古馬になってからも重賞では上位に食い込んでいます。
そして2019年にはオレノココロ、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイなどそうそうたる面々を下しばんえい記念を制しました!

その反動があったのか、2019年の夏あたりに少し調子を落としましたが今は復調し長澤騎手と共に受賞制覇を目指しています。

メジロゴーリキ


https://banei-keiba.or.jp/tp_detail.php?id=4850より

項目 詳細
性別
年齢 7歳
主な勝ち鞍 3歳
 ・2017年ばんえいダービー(BG1)
4歳
 ・2019年天馬賞(BG1)
 ・2019年チャンピオンカップ(BG2)
 ・2019年ポプラ賞(BG3)
古馬
 ・2020年北見記念(BG2)

競馬ブックの定政さんがよく言う最強の世代の一角です。
北見記念で並み居る強豪を倒して優勝を飾りました!

前走は軽斤量レースを走った馬で一気に斤量が上がるこのレースは果たしていけるのか

格付けランキング

競走馬格付けデータ | 【公式】ばんえい十勝より

順位 馬名 番組賞金 本年賞金
1位 オレノココロ 4,238万 310万
2位 コウシュハウンカイ 2,824万 511万
3位 センゴクエース 2,747万 221万
4位 ミノルシャープ 1,378万 515万
6位 メジロゴーリキ 1,285万 241万
13位 シンザンボーイ 856万 101万
14位 キタノユウジロウ 840万 67万
19位 ソウクンボーイ 616万 22万

予想

ポイント

  • 去年は夏以降斤量に泣いていた馬(コウシュハウンカイ)が、斤量差がなくなったこのレースで復活した
    • 今年斤量に泣いたのはコウシュハウンカイとミノルシャープ
  • 斤量は一気に900kg台まで重くなったので高斤量への適性もポイント
  • 馬場的には重め

  • ◎①コウシュハウンカイ
  • 〇➅オレノココロ
  • ▲⑦センゴクエース
  • △③ソウクンボーイ

コウシュハウンカイ
ハンデに苦しんでいたコウシュハウンカイだけど、ここで高斤量になりハンデ差もなくなる
障害の上手さで逃げ切れると踏みました。

オレノココロ
去年は障害ミスで2着に敗れた
今年も実力的にはNo1だと思います。

センゴクエース
復調してきた次世代のエース。
障害がかなり調子がよくここもすんなり行ければ勝ち負けできると思います。
ただ高斤量になって障害の不安が再発するのではということで評価を落としています。

ソウクンボーイ
昨年の3着馬、高斤量で落ち着いた流れになれば去年の再現もありそう。

結果

www.youtube.com

前半91秒

結果 ➅-⑨-④
予想 〇-無-無

回顧

高斤量戦らしくゆったりとしたペース
最初に抜けてきたのはやはりコウシュハウンカイ
その後にメジロゴーリキ、キタノユウジロウと続く
ミノルシャープ、オレノココロと続く
最後コウシュハウンカイがゴール寸前で止まってしまい4着
最後差したのは王者オレノココロ、そしてメジロゴーリキ、キタノユウジロウと続いた
メジロゴーリキは前走軽斤量戦で一気に斤量が重くなる今回は厳しいと思いましたが、しっかりためて一腰で障害を越えてきました。

ミノルシャープは調子戻ってきているが高斤量が厳しいのか最後直線で止まってしまいました。
そして勝ったオレノココロは流石でしたね。-10kgのハンデをもらっていたのも効いたのかもしれません。

センゴクエースはやはり障害でミスをしてしまった感じ、強いけど軸にし辛いですね。

今回2着、3着が最強の世代の二頭ということでコウシュハウンカイ、オレノココロが引退した後も楽しみが続きそうな気がします!

天馬賞はしっかり当てたい!!